私がICL手術を受けてから10日間経ちました。
ICL手術には、
手術前と手術後でそれぞれ行動制限が発生します。
手術後は切開創が完全に閉じるまでに一定の期間が必要であり、決められた行動制限を守らないと、重大な事故に繋がってしまうこともあります。
「ICL手術後、眼をぶつけた」「ICL手術後、眼が痒い」「視界がかすむ」・・・
なんてことにならないために、
決められたルールを厳守してきましょう!
手術前の制限
手術前には
・コンタクト使用制限
・点眼、眼軟膏
といった”事前準備”が必要になります。
感染症予防や、
目の状態を検査から手術当日まで変えないために、
様々な制限が発生します。
手術前の制限は、たいしたことないものですが、手術後の制限がかなり凄いんです。
手術後の制限
まず、初回検査の際に、全てのクリニックで手術後の行動制限について説明を受けました。
かなり細かく行動制限が設定されています。
この用紙は私が実際に手術を受けた先進会眼科東京で貰ったものですが、他のクリニックでも同様のものを貰いました。
その中でもとくに
- 術後4日間洗顔・洗髪禁止
- ファンデーション・アイメイク1週間禁止
等が結構辛かったです。
品川近視クリニックでは『手術翌日検診で許可が下りれば、美容院に限り洗髪可能』という説明を受けました。
確かに4日間、洗髪を控えるというのはかなりしんどいですが、美容院でわざわざヘッドスパだけ受けるのも勿体無い気がしますよね。
また、私は
金曜日 手術
↓
土曜日 翌日検診
↓
日曜日 休み
月曜日 休み
↓
火曜日 仕事
というスケジュールで仕事に挑んだのですが、洗髪洗顔は良かったものの、火曜日以降の約1週間はスッピンで会社に行くことになりました。
私は事務仕事だから良いですが
接客業や営業職の方は
かなり抵抗があるかもしれませんね。
行動制限があるのはなぜ?
行動制限を行う理由をドクターに聞いてみました。
- 感染症予防
⇒水が少し入るだけでも感染のリスクあり。手術の際は、目に小さな穴を開けてレンズを挿入するため、やはり傷が塞がるまでは、感染可能性を出来るだけ避けたいとのこと。
- レンズを定着させるため
⇒レンズが安定しない、眼に定着しない前に強い衝撃が加わると、レンズがズレたり、眼の中で降り曲がってしまう可能性があるとのこと。
様々な行動制限には悩まされますが、
大切な眼を守るためです。
しっかりと守っていきたいですね。
ICL手術後の目薬
ICL手術前には、抗菌の目薬&眼軟膏を点眼しますが、術後も目薬が必要です。
手術後は抗菌目薬×2本と
抗炎症点眼薬×1本を受け取ります。
この3本の目薬は
1ヵ月~程度点眼し続けます。
手術から1週間も経過すると
眼の違和感もほとんど無くなりますし
良い視力に慣れてくるので
ついつい点眼を忘れてしまうことも・・・
感染症予防や目の保護のために、とっても大切な点眼になるので、サボらないように注意しましょう。
私はICL手術後、翌日からほとんど眼の違和感が無くなり、
1週間経過後も全く問題なく、視力が安定しました。
そのため、目薬もついつい忘れてしまうのですが
思い出したらすぐに3本の目薬をさしています。
(1本さす毎に、5分間隔を開ける必要がある)
おかげさまで、今のところはとくに異常なし、です。
手術前・手術後の行動制限をしっかりと把握し、無理がないスケジュールを組み、万全の準備で手術に挑みましょう!