OLのICL体験談

超近視の20代OLが、眼内コンタクトレンズ(ICL)手術を受けた体験談

レーシックではなく、ICLに決めたワケ

『視力矯正』を考えた時に
現時点で一番多くの人が思い浮かべるのは
間違いなくレーシックだと思います。

私も、最初はレーシックを検討しており
調べていくうちに
「自分に合っているのはICLかも?」と考えが変わったため
ICLに決定しました。

当記事では、私がICLを選んだ理由について書いていきます!

レーシックとICLの違い

レーシック

レーシックの手術は
角膜をレーザーで削り視力矯正します。

メリット
  • ICLに比べると安価(両眼20万前後)
  • 理想とする視力を手に入れることが出来る
  • 手術可能な眼科が多い
デメリット
  • 見え方が変わる可能性あり(ハロー・グレア現象)
  • 元に戻せない
  • ドライアイを引き起こす可能性あり

レーシックはICLより早く日本で”視力矯正手術”として広まり、症例数も多く、手術出来る眼科が多いです。
また、ICLよりかなり安価であり、最も身近な視力矯正手術と言えるでしょう。
しかし、その反面『レーシック難民』と呼ばれる失敗例もあり、けっして100%安全な手術ではありません。
また、そもそも角膜を削る事で視力の矯正を行うため、強度近視の人や角膜が薄い人は手術を受けることが出来ません。

ICL

ICLの手術は
眼内レンズを移植し視力矯正します。

メリット
  • 裸眼に近い見え方で矯正が出来る
  • 元に戻せる
  • レーシックに比べると術後の後遺症が少ない
デメリット
  • レーシックに比べると高価(両眼60万程度)
  • レンズが届くまでに時間がかかる
  • 手術を受けられる病院が少ない

ICL最大のメリットは、レーシックと違い、元に戻せることです。
(コンタクトのように何度でも取り外し可能というわけではありません)
また、見え方もコンタクトや裸眼に近く、レーシックに比べるとクリアで鮮やかな視界が手に入ると言われています。
ですが、レーシックより費用相場が倍以上、尚且つ手術を受けられる眼科がまだ少なく、症例もそれほど多くありません。
強度近視・乱視の人にも対応していますが、さらに費用が高くかかります。

ICLを選んだワケ

そもそも角膜が薄い

私の場合、強度近視+角膜薄め
なんとかレーシックが出来る範囲ではありましたが、
『2回目』は出来ないという事。

私はもう20代後半ですが、
それでも2年に1回程度メガネやコンタクトの度数を変えるほど
まだ近視が進んでいます。
(元々疲れ目予防に運転できるギリギリの度数を買ってるという要因もありますが)

そのため、レーシックをしても
結局数年後に追加でメガネをかけなくては…
と考えると、ICLの方が良いと感じました。

ドライアイ

コンタクトをやめた最大の理由が
『ドライアイ』でした。

メガネに替えてから、
そこまでドライアイは気にならなくなりましたが
元々ドライアイがあるのに
さらにレーシックでドライアイが酷くなったら…
と考えると、やはりICLの方が自分に合っていると感じました。

金銭的な葛藤

レーシック相場は両眼20万前後
ICL相場は両眼60万前後

相場が大きく異なります。

私はけっしてお金持ちではありませんし
もちろんレーシックの安価な面には大変惹かれます。

ですが、レーシックのリスクと
ICLのリスクを考えた時に
どうしても、お金を多く払ってでも、
良い視界を手に入れたいと考えました。

とくに私は物心ついた時からかなり目が悪いですから
大人になって、自分のお金で、
良い視力が手に入るなら
こんな喜びはないだろう…
そう思ったことが、最後の決定打でした。